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  • [ONLINE SHOPスタッフ厳選!] Weekly Recommend

     

    今週も新着商品をオンラインショップに放出しました。今回もコンディション良好な人気タイトル多数、名盤レア盤含め幅広く出品中。こちらの特集ページでは、販売中の商品からおススメを当店スタッフが毎週ご紹介。画像をクリックすると各商品ページへ遷移します。

    オンラインショップ在庫は名盤珍盤含め、現在25,000点出品中。あなたが欲しい1枚がきっと見つかるかも、この機会に是非チェックを!

    ※これらの商品は店舗には在庫がございません。オンラインショップのみでの販売となるほか、既に販売済みの場合もございますので予めご了承くださいませ。


    これの国内盤7吋があったとは!UKインダストリアル~ノイズ~ポスト・パンク…のレジェンド・バンド、通称キャブスことCabaret Voltaireの初期〈Rough Trade〉からリリースされた2ndシングル、ノイジーで高速ループのぽこぽこリズムマシンがサイコーな永遠の名曲”Nag Nag Nag”の、本国から2年遅れの1981年国内盤。よりアブストラクトな波動を醸し出しサウンドコラージュ感の強めなB面も超いい。販売中のこちらはプロモ盤、キャブスの国内盤7吋は本作のみ。

    (伊勢)

    筆者個人的にコンガと聞いたら真っ先に浮かぶのがこの男、Sabu Martinez。世間一般的にあまり馴染みのないコンガですが、侮るなかれ。コンガはその原始的なサウンドで人間本来の熱気を呼び起こし、無条件に体が揺れだすとてもドープな楽器なのです。
    NY生まれのSabuは、アート・ブレイキー、ディジー・ガレスピー、ホレス・シルヴァーなど名だたるジャズメンとの共演を果たし、ソロでもBlue Note等から数多くのラテンジャズの名盤を生み出しています。彼のソロとして最後の作品である本作は、Sabuの演奏は勿論、サックスとフルートの活躍が凄まじく、時代の流れもあり、何かを訴えかけたり心情を吐露するような抒情的な側面が感じられます。オリジナル盤は現行インディー・ソウルのようなジャケですが、今回出品されているのはジャケ違いのアーティスティックな伊リイシュー盤です。ジャケ違いでコレクションとして持つのも良し、純粋に最高な内容に耳を傾けるのも良し、手に入れて損はない一枚なので是非。
    (松井)


    アーシーなプレイが魅力的なオルガン奏者、フレディ・ローチの1965年作『オール・ザッツ・グッド』。《ブルーノート》へは計5枚のアルバムを吹き込んだ彼ですが、同レーベルへのラストとなった本作ではテナーサックスを迎えたオルガン・カルテット編成に3人のコーラス隊も参加。ハンドクラップも加わり超ゴキゲンな冒頭の「ジャーニーマン」、しっとりとスロウでソウルフルなタイトル曲など、全編通して「こんなのが聴きたかった!」と叫びたくなるような真っ黒なサウンドが光ります。プレーヤーで再生すればたちまち自分の部屋がダンスホールと化す。うねり、渦を巻き、鍵盤 所狭しと踊るローチのファンキーなオルガン。ブルーノート=ハードバップと考えているならそれは大間違い。アートワークはイマイチですが(失礼)、この作品こそジャズファンにはじっくり聴いてほしい。内容が最高であるだけにDJにもお勧めしたい踊れる一枚。CDやサブスクよりも、音圧凄まじいオリジナル盤のレコードで楽しむのがやっぱり贅沢というものなんです。

    (福田)

    1980年代初頭、ドイツの音楽シーンにおいてノイエ・ドイチェ・ヴェレと呼ばれる一大ムーヴメントが巻き起こりました。直訳すると「ドイツの新しい波」。その言葉が示す通りジャンル的にはNEW WAVEとほぼ同義であり、このムーヴメントにおいて非常に独創的なグループが数多く誕生しました。そしてその勢いは国境を越えて隣国スイスにも及び、このGrauzoneの結成に繋がっていきます。自身のグループ名を冠した唯一作は近年、リリースから40周年を記念してボーナストラックを大幅に追加したリイシュー盤も発売されましたがこちらは当時の勢いをそのまま閉じ込めたオリジナル盤。NDWマナーに則った性急かつ無骨なビートやぶっきらぼうなヴォーカルスタイルは当然のことながら、時折顔を覗かせる独自のエレクトロサウンドにメンバー各位の矜持を感じさせます。同年にリリースされたシングルEisbar(歩くホッキョクグマがかわいいMVは必見)をヒットに導いたのちメンバーはそれぞれスイスの国民的歌手として活動していたりテクノプロデューサーとしてREPHLEXからリリースするなど、今もなおそのキャリアに磨きをかけています。

    (松原)

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