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レコードについて

プロモ盤について

何故プロモ盤が音が良いとされているか?

プロモ、DJ、見本盤、プロモーション用レコード、DJ盤、などとも呼ばれてます。

レコード盤を工場で作製する時に、音の溝とマトリックス番号をを掘った金属製のスタンパーというものの間に樹脂を流し込み、成型して作製されますが、このスタンパーも何枚もプレスする事によって劣化するため、基本的には、最初にプレスした物より、あとにプレスした方の盤の方が音が劣っているということで、一番最初に作られるプロモ盤が音が一番良いということになっています。 プレス枚数が増えることによってスタンパーが劣化するという事実は、プレス枚数が多いレコードはマトリックス番号が増えていることで証明されており、 あるプレス枚数に到達すれば必ず交換され、別の番号のマトリックス番号をつけたスタンパーに交換していました。ジャケットにプロモのスタンプが押してあって、中身が通常盤でも、中身を別の物と変えて無い限り、初期プレスのものと考えられます。

目に見えない様な繊細な溝の信号を掘った金属板に何千枚も圧力をかければ、劣化するのは当たり前ですよね・・・・。

などの理由で、専門店や、レコード・ディーラー、レコード・コレクターの間ではプロモ盤は「音が良い」と考えられています。値段も少々高い場合が多いです。

ただ、音に関しては、それを聞き比べられるオーディオと耳を持っていない限り、ほとんど大差は無いとも考えられますので、それほど気にする必要もありません!